8.味覚障害の件



脳出血による、こん睡状態から、目が覚めて、病院での意識のある状態の入院状態が始まりました。意識がある状態で、もっとも衝撃的な、毎日行われる処置があって、それは栄養補給のために、300mlほど?のボトルに、茶色い栄養剤(液体)がはいっていて、それに直径5mmほどのシリコンチューブが設置してあるものの片方を鼻から胃まで入れるんですが、これの痛いのなんのって!あまりにも痛いんでね?”ギャー!”と毎回奇声をあげる状況!

あまりにも痛いんで、看護の人物が、シリコンチューブの先に麻酔のジェルをぬって、チューブを頻繁にいれる感じ!これね?あんまり痛くないけど、やっぱり痛い!(ガハハ!)このときは、味覚異常の件があったとは、考えるにおよばなかった。(これで大変やったんで。)先日、TV見ていましたら、画像にも掲載してあります、お笑いの千原ジュニア氏も以前こ、この鼻クダを体験されていたそうな・・・。かなりリアルに、そして、かなりおもしろかったです!(思いっきり痛いにもかかわらず、千原氏はほとんど、たべていないので、小声で”なめとんか!”としか反応できなかったという・・・。)

入院が終わって、自宅療養の時期にさしかかり、毎日自宅で生活していて、不可解なことが明らかになりました。それは、焼き魚の塩味がまったく感じられなかったことです!自分は塩味を感じていないのではないか?という思いが強く感じられて、実験として、台所の塩をなめてみました、すると、しょっぱくなく、何か苦いという感じ。自分→”んっ、何か変だぞ?” 次に、イカの塩辛をなめてみました!するとどうでしょう!ぬるーっとした食感はありますが、全然しょっぱくないではないですか!(ガーン!)



あとになってわかったんですが、最初塩をなめたときに苦かったのは、家の塩は昔ながらの塩化ナトリウム99%とかの塩ではなくて、自然のタイプの塩というやつで、塩化ナトリウムのほかに、ニガリの成分が入っているタイプの塩で、自分が反応したのは、塩化ナトリウムではなくて、ニガリの成分だったのです。

自分が最初思ったのは、脳出血が原因で塩味を判断する脳細胞が機能しなくなった?と思い、とりあえず専門外来のある、某大学病院の診察を受けたのでした。Dr.いわく、あなたの仮説が正しかったら、匂いの機能もNGになっている可能性が高いというコメントをもらって、原因不明?で、いわゆる迷宮入りとなったのでした。自分→匂いは普通に機能してるし、もーええわ!と思い、味覚障害のまますごしたのでした。

それから、一年くらいたったころでしょうか?夕食に食べたサバがしょっぱいと感じました!自分→んっ?し、しょっぱい!(何なんだこれは?)結果としてわかったのが、入院時に病院で使用した薬剤の副作用でした!入院の際に食べた病院食に何かパンチがないと思ったのは、病院食が健康のために減塩仕様になっていると思っていましたが、それはただ単に塩味を認識していなかった事だけなのです。

味覚障害で注意すべき事柄は、通常の院内での処置:骨折、臓器異常、けがとかとちがって、原因がわかりにくく、異常のままでも、普通に生活できてしまうということです。自分のこの文章にある入院時代のささやかな夢は、天○一○のどろどろスープのラーメンが食べたい!という非常にありふれたものでした・・・。 inserted by FC2 system